病院を辞めたいけど辞められない。
師長に辞めたい意向を伝えたけど
具体的な退職の話が全く進まない。
看護師が不足しているため、
1人でも退職者で出ると、
病棟が回らないのは想像がつく。
しかし、あなたの限界はとっくに来ている。
改めて退職の話を切り出すと、
『退職の話は辞める半年前に言ってちょうだい』などと冷たく言われる始末。
結局、退職の意向を伝えてから、
半年経った後に、
『やっと病院を退職する事ができた』
と言った話はザラではないはず。
中には有休消化を全くさせて貰えなかった話も聞きます。
病院を簡単に辞められない理由は、
病院側の理由がほとんどだと思いますが、
次の職場が見つかっていなかったり、
金銭面などの理由で辞められないあなた側の理由もあると思います。
できれば、
有給をきっちりと消化し、
その期間に次の職場を探したいですよね。
だけど、病院がそれを許してくれない。
職場選びは人生を左右しかねない、大切な事です。
時間、金銭面ともに安心した状態で探すのがベストです。
また求人情報は転職サイトに登録し、
頼った方が効率が良いです。
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そして、
転職探しも中々忙しくなります。
退職にエネルギーを使っている場合ではないはず。
今では『退職代行』というサービスがあるため、使わない手はないでしょう。
この記事では、
退職代行を知り、
退職代行を利用するデメリット、メリット、退職代行業者選びの注意点を紹介していきます。
1 退職代行とは
依頼者に代わり、退職の意向を会社に伝えること。
え?伝えるだけ?と思ったあなた。
世間一般的に、退職代行は明日から病院に行かなくても済むように、
全ての手続きをやってくれると思いますが、
実はそうではありません。
退職代行を利用して、病院を辞めていく先輩看護師がいたかもしれませんが、
退職代行業業者には種類があって、
それぞれできることやできないことがあります。
退職代行が普及してきた昨今、
会社とのトラブルも少なくないようです。
この記事を最後まで、読んで、
安心して退職できるように準備していきましょう。
2 退職代行業者の種類とできること
2-1 弁護士による退職代行
最強の退職代行です。
簡単に言えば、法的トラブルに発展した場合、対応できるのは弁護士による退職代行だけです。
仮に会社から、『あなたが辞めたせいで会社に損害がでた。損害賠償してやる!』
となった際、弁護士以外の退行業者を利用していた場合はお手上げです。
もちろん、有休消化、退職金、残業代未払いなどの交渉も行ってくれます。
費用がやや高めに設定されています。
2-2 労働組合による退職代行
弁護士との違いは、法的トラブルに発展した場合、対応ができない点です。
有休消化、退職金、残業代未払いなどの交渉は可能です。
費用も弁護士より安く設定されています。
また、最近では女性退職代行に特化した業者もあります。以下から申し込みが可能です。
2-3 民間企業による退職代行(弁護士でもなく労働組合でもない)
退職の意向を会社に伝えるだけしかできません。
有休消化などの交渉もできません。
費用は安く設定されていることが多いです。
退職代行は料金前払いのことが多いですが、料金を支払ったら連絡が取れなくなった
と言うことも耳にします。
正直、あまりおすすめできません。
3 退職代行業者を利用するメリット
- 主任、師長、部長と交渉しなくて済む。
- お局の顔を二度と見なくて済む。
- 退職金、未払い残業代の交渉をしてくれる。(前述したが業者による)
- 即日退職できる可能性が高くなる。
- 離職票、源泉徴収票をくれるように交渉してくれる。(業者による)
4 退職代行業者を利用するデメリット
- 料金がかかる。
- 悪徳業者のケースがある。
5 退職代行業者選びの注意点
5-1 アフターフォローはあるのか?をチェック
離職票、源泉徴収票などを申請してはいるものの、一向に病院から送られてこない。
とはいえ、自分から病院に電話はしにくいですよね。
その際、病院へ催促をしてくれるのかは予め確認した方が良いです。
ここまで読んで頂ければ、おすすめは弁護士か労働組合による退職代行と分かっていると思います。
以下が実績のある退職代行業者になるので、検討してみてください。
5-2 追加料金は発生するのか?をチェック
退職代行の料金相場は、3万円〜5万円となっています。
気をつけて欲しいのは、全て含んでの料金なのか確認が必要です。
中には、基本料金だけ表示しておいて、
後で追加料金を請求してくれる業者もあると聞きます。
辛い職場から退職し、
あなたがのびのびと看護師をできる場所が見つかることを祈っています。
職場探しの参考に、
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